サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選の第5戦タイ戦(14日)に向け、日本代表はFWが課題となる。FW大久保(神戸)が7日のオマーン戦で退場となり、タイ戦は出場停止となる。3次予選4試合すべてに先発し、2得点と結果を残してきた大久保の欠場は痛い。
岡田監督は5月末のキリンカップ以降、玉田(名古屋)と大久保を攻撃の軸に据えてきた。2人のFWを変則的な前後の位置関係で配置し、ポジションを入れ替えながらスピードでかき回す作戦。中村俊(セルティック)ら攻撃的MFとの連係も向上していた。大久保の縦への飛び出しや決定力は相手にとって脅威になっていた。
タイ戦に出場可能な代表FWは玉田、巻(千葉)、矢野(新潟)の3人。タイは小柄な選手が多く、180センチを超える巻や矢野を最前線の「ポスト」として起用し、スピードのある玉田と組ませるのも一つの方法だ。また、1トップも選択肢になる。大久保の位置にシュート精度の高いMF山瀬功(横浜マ)の起用も考えられる。
だが、日本協会の小野剛技術委員長が「たいていのポジションは(代わりが)いるが、彼のところは単純に置き換えられない」と話すほど、大久保は不可欠な存在だった。それだけにオマーン戦での反則は悔やまれる。

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